立ち上がり(attack、rise)
Posted by 有世犬
「立ち上がり(attack、rise)」について、DTM用語の意味などを解説
立ち上がり(attack、rise)は、音が出始めてから一定の音量になるまでの時間を立ち上がり時間(アタック・タイム)という。これを電気的には波形の立ち上がりと表現する。楽器音の立ち上がりは種類によりさまざまで、シンセサイザーではこの立ち上がり(立ち下がり)時間をエンベロープ・ジェネレーターによって変化させることができる。またスピーカーは、入力信号に対し、振動板が振動し始めるまでごく短時間であるが立ち上がり時間を要する。そのほか、テープ・レコーダーやレコード・プレーヤーのスイッチを入れてから、定常回転数に達するまでの時間も立ち上がりという。
Related:DTM用語
- アタック(attack) アタック(attack)=音の立ち上がり。音の中でも鍵盤を押して音が出始めてから、音量が最大になるまでの部分。 ほとんどの楽器は音が発生する瞬間が最大音量となり、音は時間とともに減衰していく。 「シンセサイザー」や「サン … Read more »...
- 立ち下がり(release) 立ち下がり(release)は、信号が定常状態からゼロになるまでをいい、それに要する時間を立ち下がり時間という。...
- エディット(edit) エディット(edit)は、あらゆる編集行為を指す。 コンピューターではプログラムやデータの配列などを編集/整理することを指し、そこから派生してシーケンサーでは入力した演奏データを修正したり、順序を入れ換えたりすることを指 … Read more »...
- エンベロープ・ジェネレーター(envelope generator、 EG) エンベロープ・ジェネレーター(envelope generator、 EG)は、エンベロープ・カーブを作る回路、またはユニット。 EGと表記される。シンセサイザー固有の機能で、音の「出方」「消え方」などを設定し、一般には … Read more »...
- デスクトップ(desktop) デスクトップ(desktop)は、本来は机の上のこと。コンピューターのデスクトップ・タイプとは、机の上に置いて使用されるタイプのことを指す。また、デスクトップ・パブリッシング(DTP)やデスクトップ・プレゼンテーション( … Read more »...
- システム・リアルタイム・メッセージ(system realtime message) システム・リアルタイム・メッセージ(system realtime message)は、MTRやシーケンサーとの同期など、時間の管理を行なうMIDIメッセージ。FAはスタート、FCはストップ、FBはコンティニューを指示す … Read more »...
- タイム・シェアリング(time sharing) タイム・シェアリング(time sharing)は、時分割処理とも呼ばれる、 CPUを効果的に活用するための方法で、時間を分割してCPUを使うことにより、ほば同時にいくつかのデータを処理することができる。 WINDOWS … Read more »...
- ダンプ(dump) ダンプ(dump)は、シンセサイザーの音色データなどをシステム・エクスクルーシブ・メッセージとして転送することを指す。特に、全音色などのまとまったデータを転送することをバルク・ダンプという。...
- ダンプ・リクエスト(dump request) ダンプ・リクエスト(dump request)は、シンセサイザーに対して音色データなどのダンプを要求するためのシステム・エクスクルーシブ・メッセージ。 主に、ハンド・シェイクによるデータ転送時に使用され、送信側と受信側で … Read more »...
- アフター・タッチ(after touch) アフター・タッチ(after touch)は、鍵盤を押した状態で、さらに鍵盤を押し込むことによって音量増加やモジュレーションの効果を付加する機能を指す。ビブラートや音色の明るさなどを調整する機能。 豊かな演奏表現のために … Read more »...
- サスティン(sustain) サスティン(sustain)は、音の伸びのこと。大抵の楽器は発音時の音量がピークとなり、ピークを迎えた後は減衰し無音になる。シンセサイザーでは音の特性を決め、鍵盤を押している間、音がどのくらい音量で鳴り続けるかを決定する … Read more »...
- シミュレーション(simulation) シミュレーション(simulation)は、一般的にはシステムの働きを他のシステムで模擬することであるが、シンセサイザーで実在の音をまねることもシミュレーションと呼ぶ。 つまり、問題点を解明するために物理的状況を数学的表 … Read more »...
- シンセサイザー(synthesizer) シンセサイザー(synthesizer)は、エレクトリック・キーボードの一種で、楽音合成の機能を持ち、電子回路を使って、任意の音色を作り出すことができる。鍵盤の付いているものが普通であるが、鍵盤のない音源モジュール・タイ … Read more »...
- 正弦波(sine wave) 正弦波(sine wave)は、シンセサイザーで使用される基本波形の1つ。 サイン(sine)。 倍音を含まないため音が柔らかく、丸い印象となる。 倍音がないためフィルターを使用しても効果はない。...
- ソフトウェア・シンセサイザー(software synthesizer) ソフトウェア・シンセサイザー(software synthesizer)は、コンピューター上でシンセサイザーの機能をエミュレートしたソフトウェア。 Macintoshに標準で付属するアップルのQuick Timeの他、C … Read more »...
- タイミング・クロック(timing clock) タイミング・クロック(timing clock)は、機器同士を同期させるために使われるMIDIシステム・リアルタイム・メッセージ。1ビートに24個のクロックが送り出される。...
- タイム・ストレッチ(time stretch) タイム・ストレッチ(time stretch)は、サンプラーのエディット機能のひとつで、ウェーブ・データの指定した範囲を任意の時間に拡大/縮小する機能のこと。 時間があらかじめ制限されている場合によく使用され、再生時間は … Read more »...
- タッチ・センス(touch sensitivity) タッチ・センス(touch sensitivity)は、鍵盤楽器において、鍵盤がどのように押し下げられているのかを感知して音量や音色をさまざまに変化させる機能。アコースティック楽器ではその楽器の発音体に加えるエネルギーの … Read more »...
- 短三和音(minortriad) 短三和音(minortriad)は、完全1度、短3度、完全5度の3音から成る和音。=マイナー・トライアド...
- ノコギリ波(saw tooth) ノコギリ波(saw tooth)は、シンセサイザーで使用される基本波形の1つ。 Saw(ソウ)。 倍音を全て含んでおり、豊かな響きとなる。 倍音の音量は第一倍音(基音)に対して第二倍音=基音÷2、第三倍音=基音÷3…。 … Read more »...
- パッチ(patch) パッチ(patch)は、シンセサイザーのメモリーにストアされたある音色のパラメーター・セッティング。...
- ライト・ペン(light pen) ライト・ペン(light pen)は、CRT(ブラウン管ディスプレイ)の画面上の光を検出して光電変換し、コンピューターに入力するためのペン状の器具。シンセサイザーにはCRTの画面上でライト・ペンで描いた波形の音を作り出せ … Read more »...
「立ち上がり(attack、rise)とは」DTM用語としての「立ち上がり(attack、rise)」の意味などを解説
Published:2024/04/16 updated: