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五線譜(staff)

Posted by 有世犬

「五線譜(staff)」について、DTM用語の意味などを解説


五線譜 DTM用語

五線譜(staff)は、5本の平行線を横に引いた、音の高さを示すための表。五線譜表ともいう。五線譜(staff)とは、西洋音楽の記譜法において、音の高さを視覚的に表現するために用いられる5本の水平な線から構成される譜面構造である。線と線の間のスペースを含む9つの位置に音符が配置され、それぞれが特定の音高を示す。ト音記号やヘ音記号などの音部記号を加えることで、五線譜上の音の読み方が決定される仕組みとなっている。5本の線上と線の中間(間=かん)に音符が記譜されるため、それぞれの線と間とには数字による名称がつけられている。

DTM環境では、MIDIデータをピアノロールだけでなく五線譜として表示・編集できるスコアエディターが用意されていることが多く、クラシック音楽やアンサンブル編成の楽譜制作に役立つ。特に作曲者が演奏者向けに譜面を提供する場合や、MIDI演奏の視覚的な構造把握を行う際には、五線譜は不可欠なツールとなる。音の高さに加え、リズム・アーティキュレーション・強弱記号・拍子記号・テンポなどの記号情報も一体化して管理されるため、音楽的な構造を包括的に記録・共有できる表現手段として重要である。

五線譜(音楽用語)

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「五線譜(staff)とは」DTM用語としての「五線譜(staff)」の意味などを解説

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