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拍子記号(time signature)

Posted by 有世犬

「拍子記号(time signature)」について、DTM用語の意味などを解説


拍子記号 DTM用語

拍子記号(time signature)は、楽譜上、音部記号や調号に続いて、その右隣につけられる分数表示による数字または記号を指す。DTMにおいては、DAWやMIDIシーケンサーのテンポトラックに拍子情報を設定し、グリッドやクオンタイズの基準として利用する。拍子記号の変更は曲の途中でも可能で、複合拍子や変拍子を取り入れる際に重要となる。正確な拍子設定はシーケンスのタイミング管理、ループの整合性、MIDIノートの配置に直結し、ジャンル特性や表現力に影響を与えるため、DTM制作において基盤的かつ不可欠な要素である。

拍子記号における分数表示での分母は1拍の単位となる音符の種類を示し、分子は1小節内の拍数を示す。多用される拍子記号のうち、4/4拍子はC、2/2拍子は「アラ・ブレーベ」で示されることが多い。これらの拍子記号は楽曲の途中で拍子が変更されるときにも改めて記入される。拍子記号は楽譜の冒頭に記され、楽曲の拍の構造とリズムパターンを定義する記号である。上段の数字は1小節内の拍数を示し、下段の数字は1拍の音符の種類(例えば4は四分音符)を示す。

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