レンジ(range)
Posted by 有世犬
「レンジ(range)」について、DTM用語の意味などを解説
レンジ(range)
レンジ(range)=幅。音域などの幅を表す。レンジとは、音楽における音の幅、すなわち最低音から最高音までの音域の広さを指す。個々の楽器や声部には固有のレンジがあり、例としてフルートは高音域、コントラバスは低音域に特化している。DTM制作においては、各パートのレンジを理解し、無理のない範囲でメロディやハーモニーを配置することが自然で説得力のあるサウンドを生み出す鍵となる。また、EQやダイナミクス処理においても「周波数レンジ」や「ダイナミックレンジ」という形で使われ、音の明瞭さやバランスを整える際に不可欠な概念である。
Related:DTM用語
- バック・ビート(back beat) バック・ビート(back beat) バック・ビート(back beat)は、2拍目、4拍目など、第2アクセントとなる拍のこと。また、バック・ビート(back beat)とは、主にロックやポップス、ファンクなどの音楽ジャ … Read more »...
- コーダ(coda) コーダ(coda) コーダ(coda)は、楽曲を終わらせるために、特につけ加えられた終止部分をいう。コーダ部分には、Codaまたはのコーダ・マーク(φ)が記されることが多く、コーラスの途中のコーダ・マークから導かれる。コ … Read more »...
- サウンド・エフェクト(sound effect) サウンド・エフェクト(sound effect) サウンド・エフェクト(sound effect)は、一般に映画やテレビなどの画像にあわぜて付加する効果音や音楽。SE。サウンド・エフェクト(sound effect)とは … Read more »...
- パッチ・ライブラリアン(patch librarian) パッチ・ライブラリアン(patch librarian) パッチ・ライブラリアン(patch librarian)は、1台、あるいは複数台の楽器にストアされているパッチの並び替えや組織化を行なうコンピュータプログラム。パ … Read more »...
- デジタルMTR(digital MTR) デジタルMTR(digital MTR)は、音声信号をデジタル符号に変換して記録するMTR。デジタルMTR(Digital Multi-Track Recorder)とは、複数のトラックを同時にデジタル録音・再生できる録 … Read more »...
- プログラム・チェンジ(program change) プログラム・チェンジ(program change) プログラム・チェンジ(program change)は、音色を切り替えるためのMIDI情報。プログラム・チェンジでは0~127の128種類の音色を切り替えることができ … Read more »...
- ブイエスティ(VST) ブイエスティ(VST) ブイエスティ(VST、Virtual Studio Technology)は、スタインバーグ(Steinberg)社が開発したプラグイン規格であり、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション … Read more »...
- 音域 音域は、演奏されるべき音の高さの範囲をいう。各楽器の使用音域あるいは実用音域、高音域、中音域、低音域、広い音域、狭い音域などの表現がある。...
- 音高(pitch) 音高(pitch)は、音の高さのこと。物理的には振動数の違いを意味し、振動数が多いほど高い音高として聞こえる。音高を表わすのに、便宜的に音程という言葉を使うこともある。ピッチ。...
- キュー(Q) キュー(Q) キュー(Q)は、主にイコライザーで使用され、音域を変更する幅の広さ表す。EQなどのパラメトリック処理における「Q値」、すなわち帯域の鋭さ(帯域幅)を示すパラメータである。EQにおけるQ(Quality Fa … Read more »...
- ピッチ(pitch) ピッチ(pitch)は、音の高さのこと。音の高さの違いは音の持つ振動数(周波数)の多少によって生じるが、楽音の高低を感じる場合には、振動数のほかに種々の感覚的な要素も加味される。音高。ピッチとは音の高さを示す基本的な音響 … Read more »...
- ピッチ・コンバージョン(pitch conversion) ピッチ・コンバージョン(pitch conversion) ピッチ・コンバージョン(pitch conversion)は、テンポを変えずにピッチだけを変更する機能。ピッチ・コンバージョンとは、DTMやデジタルオーディオ編 … Read more »...
- ピッチ・ベンダー(pitch bender) ピッチ・ベンダー(pitch bender) ピッチ・ベンダー(pitch bender)は、電子楽器などにある、ピッチ・ベンド効果を作るためのコントローラ。普通、鍵盤の左側についていて、形状はホイール型、レバー型が一般 … Read more »...
- ファイン(fine) ファイン(fine) ファイン(fine)は、シンセサイザーで使用されるピッチ単位。半音以下の音程調整ができる。ファインチューン。また、ファイン(fine)は、主にMIDIデータやシーケンサー内で使用される演奏終了位置を … Read more »...
- フィルター(filter) フィルター(filter) フィルター(filter)は、シンセサイザーやイコライザーなどで使用される音域コントロール。ローパスフィルター、ハイパスフィルター、バンドパスフィルターなど。DTMにおけるフィルターとは、DT … Read more »...
- ブースト(boost) ブースト(boost) ブースト(boost)は、指定音域を上げること。主にイコライザーで使用される。カットの対義語。ブーストとは、特定の音量や周波数帯域、あるいは信号全体のレベルを意図的に増幅する処理を指す。DTMにお … Read more »...
- フリーケンシー(frequency) フリーケンシー(frequency) フリーケンシー(frequency)は、イコライザーやフィルターで使用される音域。ブースト/カットの位置を決定する。フリーケンシー(frequency)とは、「周波数」のことであり、 … Read more »...
- ラウドネス(loudness) ラウドネス(loudness) ラウドネス(loudness)は、各音域が同一音量として聴こえるために必要な実際音量。ラウドネスは単なる音圧の大小ではなく、「どのように聞こえるか、感じられるか」を追求する尺度である。LU … Read more »...
- レイテンシー(latency) レイテンシー(latency)は、パソコンを通して音を出す場合に発生する音の遅れ。 パソコンやオーディオインターフェイスの性能により遅れの大きさが異なる。単位「ms(ミリ秒)」。レイテンシーとは、コンピュータやオーディオ … Read more »...
- レコーディング・フィルター(recording filter) レコーディング・フィルター(recording filter) レコーディング・フィルターは、シーケンサーでリアルタイム・レコーディングを行なう際、不要なMIDI情報をカットするためのフィルター。通常、受信するMIDIチ … Read more »...
- レコメンデッド・プラクティス(recommended practice) レコメンデッド・プラクティス(recommended practice) MIDI規格はMIDI規格協議会(JMSC)およびMMA(MIDI Manufacturers Association)によって管理されているが、 … Read more »...
- レソリューション(resolution) レソリューション(resolution) レソリューション(resolution)は、解像度のこと。リズム・マシンやシーケンサーなどにおいて、メモリーできる最小単位を設定する機能。レソリューションとは、音楽理論およびDT … Read more »...
「レンジ(range)とは」DTM用語としての「レンジ(range)」の意味などを解説
Published:2025/05/30 updated: