プリセット(preset)
「プリセット(preset)」について、DTM用語の意味などを解説
プリセット(preset)
プリセット(preset)は、製品にあらかじめ入っている設定状態(音色など)。プリセット(preset)とは、シンセサイザーやエフェクター、ミキサー、ソフトウェア音源などにあらかじめ保存されている設定や音色のことを指す。音色の種類やエフェクトのパラメーター、イコライジングのカーブなどが事前にプログラムされており、ユーザーはそれを呼び出すことで即座に目的の音や効果を得ることができる。
プリセットは、特定のジャンルや使用目的に合わせて用意されていることが多く、たとえば「Bright Piano」や「Fat Bass」といった名前で、音のキャラクターがひと目でわかるように設計されている。制作の初期段階ではプリセットをベースにしてサウンドを組み立て、必要に応じて微調整していくという使い方が一般的である。一方で、オリジナリティを重視する場面では、プリセットに頼らず自分で音作りを行うことが求められるが、それでもプリセットは出発点として非常に有効な手段であり、効率的な制作やインスピレーションの源として広く利用されている。
「プリセット(preset)とは」DTM用語としての「プリセット(preset)」の意味などを解説
Published:2025/04/17 updated: