フィーネ(fine)
Posted by 有世犬
「フィーネ(fine)」について、DTM用語の意味などを解説
フィーネ(fine)
フィーネ(fine)は、繰り返し後、演奏終了箇所を示す反復記号。フィーネは、楽譜やMIDIシーケンスにおいて曲の終了地点を示すイタリア語の演奏記号である。通常、ダル・セーニョ(D.S.)やダ・カーポ(D.C.)と組み合わせて用いられ、繰り返しの指示の終わりを明確にする役割を持つ。DTM環境では、MIDIエディターやスコア表示ソフトでフィーネ記号が視覚的に配置され、演奏の終了タイミングを把握しやすくする。DAWによっては、ループやリピート機能と連動して、フィーネをトリガーに特定の再生停止やセクション切り替えを行うことも可能で、楽曲構成の自動化に寄与する。楽曲制作や編曲の段階で、フィーネは演奏者に「ここで終わり」と明示し、構成理解を助ける重要なナビゲーション記号として機能している。
Related:DTM用語
- ファイン(fine) ファイン(fine) ファイン(fine)は、シンセサイザーで使用されるピッチ単位。半音以下の音程調整ができる。ファインチューン。また、ファイン(fine)は、主にMIDIデータやシーケンサー内で使用される演奏終了位置を … Read more »...
- ダル・セーニョ(dal segno) ダル・セーニョ(dal segno) ダル・セーニョ(dal segno)「Ds.」 は、反復記号の一種で、セーニョで指定された部分に戻れ、という意。ダル・セーニョはイタリア語で「記号から」という意味で、楽譜の繰り返し指 … Read more »...
- セーニョ(segno) セーニョ(segno) セーニョ(segno)は、p.xの戻り先を指示する反復記号S。セーニョはイタリア語で「記号」を意味し、楽譜上で繰り返しの指示に使われる記号の一つである。通常、セーニョ記号はS字型のマークで示され、 … Read more »...
- フット・ペダル(foot pedal) フット・ペダル(foot pedal) フット・ペダル(foot pedal)は、キーボードの演奏に効果を与えるために使う、足踏み式コントローラー。初期はエクスプレッション・ペダルとしてボリューム・コントロールに使われた … Read more »...
- リミックス(remix) リミックス(remix) リミックス(remix)は、既発売曲のマルチ・トラック・テープをトラック・ダウンし直して、バージョン違いを作ること。最近ではこのリミックス作業時にオーバー・ダビングを行ない、アレンジを大幅に変え … Read more »...
- ルーム・アコースティック(room acoustic) ルーム・アコースティック(room acoustic) ルーム・アコースティック(room acoustic)は、室内の音響特性のこと。壁面や天丼の反射・吸収、その部屋のサイズや形状によって異なる。定在波の程度、周波数特 … Read more »...
- オーケストラ・ヒット(orchestra hit) オーケストラ・ヒット(orchestra hit) オーケストラ・ヒット(orchestra hit)とは、オーケストラ全体のサウンドをサンプリングし、瞬間的に鳴らすことで強烈なインパクトを与える音色・音素材の一種である … Read more »...
- インスペクター(inspector) インスペクター(inspector) インスペクター(inspector)=各トラックの設定状況確認パネル。DTMにおけるインスペクター(Inspector)とは、選択されたトラックやイベントに関連する詳細な属性情報を一 … Read more »...
- スケール・ノート(scale note) スケール・ノート(scale note) スケール・ノート(scale note)は、スケール(=音階)を構成する各音。DTMにおけるスケール・ノート(scale note)とは、特定の音階(スケール)に属する音のことを … Read more »...
- リアルタイム・レコーディング(real-time recording) リアルタイム・レコーディング(real-time recording) リアルタイム・レコーディング(real-time recording)は、シーケンサーやリズム・マシンにおける、パターンの記録方式のひとつで、キーボ … Read more »...
- ワン・ウェイ(one way) ワン・ウェイ(one way) ワン・ウェイ(one way)とは、MIDIのエクスクルーシブによるデータ転送の方法のひとつで、通常のMIDI接続によって一方的にデータを送信するやり方のこと。接続は簡単であるが、双方向で … Read more »...
- ディレイ・タイム(delay time) ディレイ・タイム(delay time) ディレイ・タイム(delay time)は、音や電気信号の遅延時間のこと。⇒ディレイ(delay)。ディレイ・タイムとは、原音が再生された後にエフェクトとして遅れて聞こえる反響音 … Read more »...
- フェルマータ(fermata) フェルマータ(fermata) フェルマータ(fermata)は、付けられた音符を通常の2~3倍の長さに伸ばす記号。複縦線上に付けられたものは終止を表わす。フェルマータは記譜上で音符や休符の上に置かれ、「その音を任意に伸 … Read more »...
- フォルテ(forte) フォルテ(forte) フォルテ(forte)は、「強く」という意の強弱記号。フォルテは音楽記号において「強く」を意味し、記譜上では「f」で表記される。DTMにおいてはMIDIベロシティの高値、すなわち発音の強度やアタッ … Read more »...
- フラット(flat) フラット(flat) フラット(flat)は、調号または臨時記号として使われ、記譜された音を半音低めることを指示する変記号(♭)を指す。また、「フラット気味」とは、正確な音のピッチ(音高)よりも低めの音となっていることを … Read more »...
- へ音記号(F clef) へ音記号(F clef) へ音記号(F clef)は、低音域の記譜に使われる音部記号9=。へ音記号(F clef)は、主に低音部の音符を示すために使われる楽譜記号である。五線譜の四線目に「へ音」の位置を示し、この位置を基 … Read more »...
- 強弱記号(dynamic mark) 強弱記号(dynamic mark) 強弱記号(dynamic mark)は、音の強弱を指定する記号。個々の音への記号、まとまった部分への記号、上記の双方への記号の3種類に大別される。強弱記号(dynamic mark) … Read more »...
- ト音記号(G clef) ト音記号(G clef) ト音記号(G clef)は、もっとも一般的な音部記号6。主として高音域の記譜に使われる。ト音(G音)の高さを指定することから、ト音記号といわれている。=高音部記号。ト音記号は、五線譜の音の高さを … Read more »...
- フェイザー(phaser) フェイザー(phaser) フェイザー(phaser)は、位相をずらして、元音とミックスし、音に厚みとうねりを加えるエフェクト。フェイザー(phaser)は、音の位相を周期的にずらすことで、うねりや流れのある音像を生み出 … Read more »...
- フォーマット(format) フォーマット(format)は、 所定の方式に合致するように、周辺記録メディア、メモリーなどを準備すること。 ディスケットに、所定の方式に合致する記録帯(トラック、セクター)を設けること。 DTMにおけるデータやファイル … Read more »...
- フレーズ(phrase) フレーズ(phrase) フレーズ(phrase)は、ある自然なひと区切りのメロディ・ラインを指し、楽句または楽節といわれる。フレーズ(phrase)とは、音楽における一連の音のまとまりであり、意味のあるメロディやリズム … Read more »...
- プロテクト(protect) プロテクト(protect) プロテクト(protect)は、メモリーに記憶された内容が誤って消去されないように保護する機能、およびスイッチのこと。プロテクト(protect)とは、DTMや音楽制作の分野において、データ … Read more »...
「フィーネ(fine)とは」DTM用語としての「フィーネ(fine)」の意味などを解説
Published:2025/04/17 updated: