チャンネル・ボイス・メッセージ(channel voice message)
「チャンネル・ボイス・メッセージ(channel voice message)」について、DTM用語の意味などを解説
チャンネル・ボイス・メッセージ(channel voice message)
チャンネル・ボイス・メッセージ(channel voice message)は、通常の演奏情報を定義するMIDIメッセージ。チャンネル・ボイス・メッセージ(channel voice message)とは、MIDI規格において最も基本的かつ頻繁に使用されるメッセージ群で、特定のMIDIチャンネルに属する音源に対して直接的な演奏指示を与えるためのデータである。鍵盤を「押す」「離す」に相当するノート・オン/オフ、さまざまなエフェクト(モジュレーション・ホイールやペダルなど)を送るコントロール・チェンジ、音色の切り換えをするプログラム・チェンジ、シンセサイザーに欠かせないベンド情報を送るピッチ・ホイール・チェンジ、そしてアフター・タッチが含まれる。代表的なものにはノート・オン、ノート・オフ、コントロール・チェンジ、プログラム・チェンジ、ピッチ・ベンドなどが含まれる。これらはすべて16のMIDIチャンネルのいずれかに属し、各チャンネルごとに独立して送受信されるため、複数の楽器パートを1本のMIDIケーブルで制御可能にする。DTM環境においては、シーケンサーやMIDIエディター上でチャンネル・ボイス・メッセージを駆使することで、多彩な演奏表現と音色操作が実現される。
「チャンネル・ボイス・メッセージ(channel voice message)とは」DTM用語としての「チャンネル・ボイス・メッセージ(channel voice message)」の意味などを解説
Published:2025/04/16 updated: