エフエックス(FX)
「エフエックス(FX)」について、DTM用語の意味などを解説
エフエックス(FX)=エフェクトのこと。「効果全般」やエフェクターを使って効果を得ること。エフェクトに関するミキサーなどのツマミの表示名称。エフエックス(FX)とは、エフェクト(effect)の略称として音楽制作やライブパフォーマンスで広く用いられる用語である。
DTM環境やシンセサイザー、ミキサー、ギターアンプなどの機材において「FX」という表記がある場合、それは外部または内部のエフェクト処理機能を意味する。
FXには多様な種類が存在し、リバーブやディレイといった空間系、コーラスやフランジャーなどのモジュレーション系、ディストーションやサチュレーションといった歪み系、さらにはEQやフィルター系なども含まれる。楽曲のジャンルや表現意図に応じてFXを適用することで、原音に対して立体感、広がり、温かみ、攻撃性などを自在に付加できる。
また、DAWにおいてはトラックごとにインサートFXやセンドFXを設定でき、音作りやミックスの柔軟性を高める役割を担っている。
ライブ演奏ではマルチエフェクターやループステーションを通じてリアルタイムにFXを操作することが可能であり、即興的な音色変化や演出効果を生み出す。
「エフエックス(FX)とは」DTM用語としての「エフエックス(FX)」の意味などを解説
Published:2025/04/15 updated: