エクスプレッション・ペダル(expression pedal)
「エクスプレッション・ペダル(expression pedal)」について、DTM用語の意味などを解説
エクスプレッション・ペダル(expression pedal)は、エクスプレッションを足でコントロールするためのアタッチメント。エクスプレッション・ペダル(expression pedal)とは、演奏中に音量や音色、エフェクトのパラメータなどをリアルタイムでコントロールするためのペダル型コントローラーである。ギターやキーボード、シンセサイザー、エフェクターに接続して使用されることが多く、演奏者の表現力を格段に高める役割を果たす。
一般的にはペダルの踏み込み具合に応じてMIDI信号やアナログ信号が変化し、接続先の機器で音量やフィルターの開閉、モジュレーションの深さなどを調整できる。たとえば、シンセサイザーのフィルターカットオフを徐々に開くことで音の明るさを変化させたり、エフェクトのリバーブやディレイの量を演奏中に滑らかに増減させたりすることが可能である。
DTMやライブパフォーマンスでは、エクスプレッション・ペダルを用いることで手を鍵盤やギターから離さずに音色変化を加えられるため、演奏の自由度と表現力を大幅に向上させる。また、多くのペダルはMIDIコントローラーとしても機能するため、ソフトウェア内のパラメータを直接操作できる点も利点である。
「エクスプレッション・ペダル(expression pedal)とは」DTM用語としての「エクスプレッション・ペダル(expression pedal)」の意味などを解説
Published:2025/04/15 updated: