エイト・ビート(eight beat)
「エイト・ビート(eight beat)」について、DTM用語の意味などを解説
エイト・ビート(eight beat、8 beat)
エイト・ビート(eight beat、8 beat)は、4/4拍子での1小節を8分割して得られる8つの8分音符がビートの基本単位となるリズムのこと。エイト・ビート(eight beat、8 beat)とは、ポピュラー音楽における基本的なリズム・パターンの一つであり、4/4拍子の各拍をさらに八分音符単位に分割してリズムを刻むスタイルを指す。
通常、2拍目と4拍目にアクセントがつけられ、ロックの基本的なビートとなっている。また、この言葉がロックそのものを指す場合もある。和製英語のため、英語ではエイス(8th)・ノート・ロック・フィールという。特にロックやポップス、ダンスミュージックの土台として広く用いられ、ドラムセットにおいてはバスドラムとスネアドラムが拍の骨格を形成し、ハイハットが均等に八分音符を刻む形で表現される。
エイト・ビートは1960年代以降のロックンロールやビート・ミュージックの普及によって確立され、シンプルでありながら推進力のあるビート感を持つため、歌やメロディを際立たせる役割を果たしてきた。現代のDTMにおいても、リズムマシンやMIDIシーケンサーで最初に打ち込む基本パターンとして頻繁に使用される。エイト・ビートを基盤とすることで、他のリズムパターンやグルーヴを派生的に展開しやすく、音楽制作の出発点として重要な位置づけを持つ。
「エイト・ビート(eight beat)とは」DTM用語としての「エイト・ビート(eight beat)」の意味などを解説
Published:2025/04/15 updated: